しかも元の水に非ず。
個人的に敬愛していた、ベガ鯖のTrang氏が戦争から身を引かれた。 アル鯖より長い歴史を持つベガ鯖で活躍されたTrang氏の回想は、ある種我々の未来を予見させるものとなる。 また、非廃人・非Top集団(失礼)を長年率いてこられたという点からも、多くの事を学ばせて頂いた。 彼と私の面識は、3分間10行ほどのWisの応酬しか無い。が、常日頃身近に感じてきた存在だった。 アル鯖では、長らく続く「○○系vs××系」の二項対立。 ○○、××には今は「ニダ」「CS」の文字が入る事だろう。時を1年ほど遡れば、入る文字列は変わる。だが、二項対立という基本構造は続いている。 この構造は人々を引きつけるか。そのリネージュは、楽しいか。その戦争は、楽しいか。 怨恨をベースとした戦争は好きではない。ゲームとして、リネージュを楽しむ一環として、戦争を楽しみたい。やるからには、勝てる集団でありたい。 こうした思いを込め、我々はAB同盟を築いてきた。我々はどちらの勢力とも戦い、しかしどちらの勢力の敵でもない。 怨恨をベースにした戦争が悪いなどとは言わない(Trang氏の言う通り、怨恨もまた一つのモチベーションだ)。ただ、それを指向したくない人間も居るはずだ。 「敵を増やさない戦争」。とても儚く、実に追求し甲斐があるテーマを得たものだと思っている。 模索は今も続いている。今100%実現出来ているなんて思わない。ただ、模索を続けている。 我らAB同盟は、選択肢たり得る存在でありたい。 AB同盟は戦争をするための集団だが、人数合わせのために集まった訳ではない。共に、リネージュ・アルタイルにおける生を楽しもう。 AregasGulay、Highness、教祖M、いずれも至らぬ若輩者だが、皆と共に新境地を拓いて来たことに感謝し、誇り、歩み続けます。 人々が、リネージュを楽しまれますように。 人々が、戦争を楽しまれますように。 末筆ながら。Trangさん、お疲れ様でした。 静かにそちらの世界での余生を送られる貴方に、一層の加護あらんことを。
by abpri
| 2005-01-13 04:25
| 教祖Mの説法
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