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2/8OT戦 By 教祖M
この日のOT戦は今後を占うベンチマークになると予想していた。
新・米系とも言えるDQ-MS同盟の成立は高Lvプレイヤーの結集を予期させ、その受け皿にはしばらく戦場を離れていた旧米系プレイヤーが参集することだろう。
またEM-帝同盟は旧CS系の人脈のみに留まらず活発な活動を展開している。
無論、TH-BM-TEF同盟もまだまだ力を余している。

鯖に4つの戦争集団が現れたのはいつぶりのことだろうか。喜ばしく思う反面、AB同盟の置かれるポジションは益々厳しい。
そうした状況下だからこそ、ABの強みの再確認をしたくてOTを戦場に選んだ。

一頃のABは動員人数の多さに一つの特長があったが、それも今は昔。AB-MLによって最低動員人数こそ2PT規模を保てているが、最近の戦場では40人規模の動員が精一杯といったところだ。
大本営での情報共有や戦争中のチャット活用による「暗黙知の顕在化」、これによってプレイヤーの戦局判断に一定レベルの統一性を持ち、連携力を高める。今のABが組織として他勢力をリードしている点は、この一点に尽きると考えている。

さて能書きはこんな感じで。この日のOTは集合時点で30人弱。幅4セルのOT門ですらギリギリの壁1.5枚防衛からスタートした。
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参戦していたのはWaterfowl(PerpetualMot=ヴァントル卿)が1PT規模、血に飢えた狼(多分THの箱)が2PT規模、《帝》が1PT規模、土井君(単騎)とDQ系が1PT規模、とバラバラ。
最終的には総計40名ほどの攻めだったはず。

残り40分強の時点で門防衛を敷き、継続的に波状攻撃を受ける。山場となるのは当然終盤、ラスト数分の攻防である。
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この時点でもABの動員は30名ちょっと。バインダーは終盤ギリギリ間に合った1名のみ。稀に見る小規模での防衛戦だった。

門防衛は防衛側が万全の体制で迎え撃つことの出来る反面、壁前衛は常に消耗に晒され、持久戦となった時に特に辛い。この日は一度も崩壊しなかったため、人によっては40分ずっと壁に入っていたりもした。
そうした状況下での最後の突入を受ける場面である。この日の壁メンバーの粘りには驚嘆させられた。飛ぶ前に後ろのメンバーに声を掛けるなど、コミュニケーションも活発であった。

それを支える後衛陣も、WizチャットPTで魔石補給のタイミングを相談しあったり、エリアサイレンス通報から後方待機Wizのイミュ回しがスムーズだったり、コミュニケーションの密度では前衛陣に引けを取らない。
また、集合時点で水エルフが足りないと判明するや即座に属性変更してきてくれたり、初心者支援チャットPTを率先して編成してくれていたり、画面には現れない各員の献身も大きかった。
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冒頭に述べた「ABの今後を占うベンチマーク」としてのこの日のOT戦は、一同の心を強くする結果に終わったのではないか。AB側はEND者無しという未だ記憶にない完勝であった。

無論、この日は攻め側の規模がそれぞれ小さく、まだ今後のOT戦の前哨戦に過ぎない。この一勝に酔うことはとても出来ないが、しかしこの日皆と楽しんだ1時間の事は永く記憶に留まる事だろう。
敵の人も味方の人も、一緒に遊んでくれてありがとう。
そしてABの皆さん、この日一緒にプレイ出来た事を誇りに思います。Love & War.



蛇足ながら特筆。
寄せ手のMVPはネフィルと土井君。序盤にENDして腰が引けるキャラが多い中で、徹頭徹尾先陣切って突っ込んできて、粘り回したね。
とりわけ、布告プリで壁に突っ込むなんていうセオリー度外視の大馬鹿っぷりを発揮したネフィルを大いに讃えます。共にケント城下で語り合った戦争初心者時代から既に三年、お互いおもろいことやっとるね。
by abpri | 2007-02-08 23:45 | 教祖Mの説法
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